着物が伝える日本の文化

内 容

① 講話 「日本の文化」っていったいなんでしょう?
着物で畳の生活に必要な動き、ちょっとやってみましょう。

② 実技 座り方、立ち方のお稽古 正座 ご挨拶
スリッパを脱いで座敷に上がる方法(スリッパの発明―日本)
着物を着ているときに気を付けていること

③ 鑑賞 日本舞踊を鑑賞しながら学習
人とすれ違うとき、雨が降っているときどうしていましたか?
お互いのほんの小さな心掛けで気持ちよく暮らすことができます

着物から来た言葉
・襟⇒ 襟を正す(身なりを整える) ・ふところ⇒ 懐が深い 懐具合
・袖⇒ 振る 袖を引く 袖にする 袖を絞る 袂(たもと)を分かつ
・褄⇒ 辻褄が合う ・おはしょり⇒ 端折る(長いものを短くする)

④ まとめ 相手の気持ちを汲み、察して暮らすことが大切

【児童の感想文から】

・日本の相手に対して敬う姿勢はやっぱり大事だと思ったし、これから自分も取り組んで行きたいと思います。他にも1つ1つの細かいところに意識するだけでこんなにも違うんだと感じました。

・最初、説明された時『あっ、確かにこんなことを意識したり、気にしたり、さらにそんなことを耳にすることすらなかったな』と思い、実際にやってみるとあまり難しくなかったので、『こんな簡単なことを意識すれば相手を敬えるんだな』と感じました。

・家の入り方は家の主人に背を向けない、靴を揃えて隅っこに置くなど、礼儀がたくさんあるなと感じました。相手に敬いの気持ちを伝えるには言葉だけでなく所作もとても重要だということを実感しました。

・正座を体験しましたが、ずっと座っていると本当に辛く、昔の人はすごいなと改めて実感しました。また、今日習ったやり方は、手を使わないで立ったり座ったりできるので、便利でした。

・まず、正座には正しい座り方の順番があるなんて初めて知ったし、何より着物でえり、ふところ・袖の部分があるのは知っていたが、「つま(褄)」というものがあるのを初めて知った。他にも「振られる」の意味などいろんな意味の真相を知れた。

・先生に「足崩していいよ」と言われる前まで正座をしていたが、正直いうととてもきつく、足も痺れていて昔の人の座り方はこれが普通だったの?くらい衝撃を受けた!

・もう今ではやっている人を見かけない日本のマナーや、正座がそのまま正座をするのではなくて、右足を一歩引いてお尻をかかとに乗せてそこから座るなどの詳しい事を学べて、西洋文化が取り入れられてから色褪せてしまった色々な日本独自の文化に触れ合えた。

・正座が思っていた数十倍はキツかったり、想像していた事でなくマナーは別の事が理由だったり、他国の文化が多く取り入れられてる事など、昔の人は当たり前のように出来ていた事も仕草などが変わった影響で難しくなって来ているんだなと感じた。

・人に背を向けちゃいけないことを初めて知った。その態度が失礼になることがあるんだなという風に。座り方を学んでいる時に普段着だから少しスムーズにできたが、着物を着ていると考えたら足が痺れると思う。でも第一は人に敬意を持ってそれを行動で表すことが大事だと思った。

・普段からあの座り方立ち方をするのは難しいなと思いました。でもスリッパとか見てて思ったけど、雑にされるよりやっぱり丁寧にやってくれた方がいいなという風に感じた。 丁寧にやってくれた方がいいなという風に感じた。

職場体験事前学習

内容

①この学習の目的・目標について
②お客様への心配りとは
③第一印象の決定要素(視覚、聴覚、言語)
④接客マナー ―具体例の説明―
・身だしなみ、B表情/笑顔、アイコンタクト、C言葉遣い(会話)、D敬語、会話のタブー、Eテクニック(好感度)、F聞き方(相手の立場で)、G姿勢、動作(立ち方)、H歩き方、I配慮(相手を見て)

お米の出前授業

内容

・座学 朝ごはん、米の説明、お米のハンドブックパンフレット配布、質疑

・作業

① 田おこし 肥料を入れ、土を混ぜ柔らかくする。

② 代掻き 水を入れ、土を混ぜて泥状にする。

③ 苗植え 茨城コシヒカリX3(土の上に三角形を描き頂点に植える)

④ まとめ 米一粒の大切さを学ぶ

【児童の感想文から】

・最初の話で朝ごはんにはお米がピッタリだと分かりました。朝ごはんはパンだったのでお米にしたいです。 お米の苗を植えるための泥作り、バケツ1つの泥を作るのも大変だったので、手作業で大量の苗を植えていく大変さが分かりました。5~8月の間はお米に水をやり鳥などに注意して育てていきたい。

最初は楽だろうなと簡単そうに思ってましたが、土を混ぜて、田植えは大変と分かりました。泥はひやりとして気持ちよかったです。泥だらけになりましたが、食べる人のことを思って頑張って作業しました。

パルシステムの方々からたくさんの事を教わって嬉しかったです。田植えは苦戦しましたが、泥をまぜて植 えることがとても楽しかったです。パルシステムの方々、今日は忙しい中ありがとうございました。

昔と今では一人当たり一年間でお米の食べる量が全く違うことに驚きました。今回の出前授業ではお米につ いて沢山のことを知ることができました。お米作りに興味をもち、不思議に思ったことを調べます。

お米の出前授業で、お米を育てるにあたっての大変さ、田植えなどについて学びました。特にお米は一年か けて成長すること、田植えを手作業ですることに衝撃を受けました。田植えは機械などでするイメージが強 く、まさか手作業でするとは思っていなかったからです。この出前授業を通して、なにより困っている農家 さんやお米について興味がある人達を助けてあげたいと思いました。今育てているお米の命を大切に育てて いきたいです。

僕は人生で初めてのお米作りなどを体験しました。パルシステムさんの説明もとても分かりやすく、話がよ く聞けてうまくできたから、自分も良かったなと思っています。お米農家さんは大変だと思い、改めて農家 さんに感謝の気持ちをもちたいと思いました。お米を大切に育てていきたいと思いました。

僕はテレビでもお米関連の番組や特集をあまり見ないのでお米のことは知りませんでした。なので代搔きを するときも土にこんなに水を入れることや、苗を三角形に並べることなど色々なことを知って驚きました。この単元を通して、お米のことをもっと知りたいと思いました。

今日は少ししかやっていないけど、楽しくできました。大変で昔の人はこれでやっていたのだと、昔を体験したような感じがしました。早く育ってほしい思いで作業しました。教え方も分かりやすかったです。

小・中学生のハローワーク

内容

(1)全体集会(視聴覚室)・・・校長挨拶~講師紹介~流れの説明

(2)職業講話(各教室)・・・生徒は約10数名ずつのグループで
下記17種類の講師による50分の講座を2回学習しました。

【講話の内容・時間(講話45分+質疑5分)】
➀ 仕事の内容(やりがい、楽しい事、苦労することなど)
② その仕事を選んだ理由
③ その仕事に就くために必要なこと
④ 中学生へのメッセージ
➄ 質疑応答 など


【講師】
①本所警察署 ②本所消防署 ⓷アナウンサー ④行政書士 ⑤保育士 ⑥弁護士
⑦美容師 ⑧金融業 ⑨ホテルマン ⑩起業・創業会社 ⑪建築職人 ⑫羽子板職人
⑬音楽教室 ⑭元大学教授 ⑮エンジニア ⑯介護福祉士 ⑰バレーダンサー

【児童の感想文から】

感想文は、上記 講師の番号順に1業種ずつ紹介します。

① 【警察署】本所警察署 昇・北嶋 様
警察官の仕事の大切さを知り、改めてすごいと思いました。それぞれ働いている人たちの熱い思いがあり、人々を助けようとする必死な姿に感動しました。事件を解決する姿もかっこよかったです。

② 【消防署】 本所消防署 松本 高夫様
消防士の人は毎日必死に訓練し努力をしており、人を助けているところが深く印象に残りました。そして、消防士はただ火を鎮火するだけだと思っていましたけど、話を聞くと実はもっと色々なことがあって、大変なんだと改めて分かりました。

③ 【元 NHK アナウンサー】 元 NHK アナウンサー 加藤 昌男 様
アナウンサー、放送の仕事には大勢の人が関わり合い出来上がっていることが分かりました。
私もきちんとした日本語でものを伝える力が欲しいです。

④ 【行政書士】 よこい法律事務所 横井 貴広 様
トラブルが起こってから解決をする弁護士と反対に、トラブルを防止する仕事が行政書士だと分かりまし
た。「予防法務」という言葉を初めて知りました。「先入観」がとても興味深かったです。

⑤【保育士】 きんし保育園 岩崎 克代 様
保育士の仕事は、子供たちと楽しく遊んだりするだけと思っていました。でも、本当はとても大変で良いことばかりではないと分かりました。それでも、やりがいや成長を感じられる人がとても多いことが分かり、私も自分が楽しいと感じられる仕事に就きたいと思いました。

⑥【弁護士】 深沢綜合法律事務所 佐藤 薫 様
弁護士しかわからない貴重なお話でした。予備試験、司法試験、司法修習、二回試験など長い道のりを進んでいくために、今から勉強していかないといけないことを学びました。教えて下さった「共感力」を活かして生活したいです。

⑦【美容師】 国際共立学園高等専修学校 長尾 和則 様
実物のハサミやくしをもって説明してくださったので、印象に残り、とても楽しく、分かりやすい授業でした。そして、美容師になるためには、たくさんの知識が必要だということを学べました。

⑧【金融業】 東京東信用金庫 浦田 香織 様
利子や利息、送金、振込などの言葉も知ることができました。東京東信用金庫の中の雰囲気や、やって良かったことなど分かりやすく、勉強になりました。将来、お金のことをきちんと管理できるようにしたいです。

⑨【ホテルマン】(株)ロッテシティホテル 大橋 裕之 様
ホテルで働くということは、私たちが想像していた以上に色々な業務があることが分かりました。お客様に対する心遣いや細やかな気配りは、今後社会にでる私たちにとって非常に参考になりました。この学びをこれからの進路や生活に活かして行きたいです。

⑩【起業・創業会社】 株式会社 ふるサポ 河村 浩一 様
SDGs や起業への熱い想いがよく伝わり、とても感心しました。現在の社会が不安定な中、河村さんのように SDGs に積極的に取組んでくださっている人達がいるということがとても安心です。

⑪【建築職人】日本在来工法住宅協会 齊藤 裕也 様
実際に体験することもできて、とても楽しかったです。齊藤さんの「人生のストーリー」は、心に響きました。この機会を通して学んだことを忘れず、これからの進路選択や生活に活かしていきます。

⑫【羽子板職人】 東京歳之市羽子板商組合 水門 俊裕 様
小さい時によく遊んだ羽子板ですが、ボール紙で絵柄の型を
取ったり、何年も技を磨くなど職人さん方がたくさんの手間暇
をかけて製作されていたことがよく分かりました。
また、わざわざ材料を用意し、私たちに羽子板のような工程
での「小物入れ作り」という貴重な体験をさせて下さり、本当
にありがとうございました。

⑬【音楽教室】 (株)MAT MAT 音楽教室 田中 良茂 様
音楽には、「いろいろな人と出会うことができたり、人に喜んでもらえたり、人の心を豊かにしたり、支えたり、勇気づけたり、自分と向き合って成長できる力がある。」ということが分かりました。ありがとうございました。

⑭【元大学教授】 元東邦大学教授 杉本 雅純 様
杉本先生のお話から、大学教授のやりがい、教授をやる上での問題、そしてその解決方法等を学ぶことがで
きました。メダカの体色変化など味深いものばかりだったので、是非またお話しを聞きたいです。

⑮【エンジニア】(株)東和エンジニアリンク 大松 拓海 様
「面白そうなことをどんなことでも実践してみることがいい」ということを聞いて、自分でも何か出来ないことを出来るようにしたいなと思いました。自分で出来ないことは皆でやるということを心掛けて行きたいです。

⑯【介護福祉士】SNPO ケア株式会社 そんぽの家 s 東墨田 鈴木 孝行 様
少子高齢化で働き手は少なく、高齢者の方々は増えていくこの現代はとても深刻なんだなと分かりました。鈴木さんのやりがいについてお話をしていた時、少し楽しそうに見えたので素敵だと思いました。聞いていてもっと知りたいと思えてとても楽しい時間でした。貴重なお話ありがとうございました。

⑰【バレーダンサー】STUDIO Michel 見澤 奏海 様
今日は素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました。「願いのリスト」を使って将来を考えたら、新しく自分のやりたいことを見つけられました。先生の言っていた「自分の中心となる」という言葉を聞き、自分の願いを大切にしようと改めて感じられました。

(株)東和エンジニアリングの講師の方から
下記 実践レポートをお送りいただきました。ありがとうございます。

【実践レポート】

◾️所感 (大松氏から)
今回の授業は、社内やお客様に向けたプレゼンとはまったく異なる体験でした。
中学生相手だと、きちんと聞いてもらえているのか反応が読み取りづらく、正直少し怖さを感じました。
集中力に欠ける生徒の姿も見え、どう伝わっているのか不安になる場面もありました。しかし、クイズや実際の映像・音に関する話題になると一気に盛り上がり、興味を持ったときの素直な反応に驚かされました。普段行っている提案やプレゼンとは全く異なる「相手のレベルに合わせて楽しさを伝えることの難しさ」を強く感じた一方で、とても新鮮な経験でもありました。
決して 100%満足に伝えられたとは言えませんが、授業後には生徒から仕事や私自身のプライベートに関する質問もあり、その内容から、少なくとも“働くことの面白さ”や“仕事への興味”は伝わったのではないかと感じています。

■ 生徒の感想
・社会人は自由だと実感し、未来が楽しみになりました。私も自分の好きなことを探求し、満足できる仕事をしたいです。大松様が言われた『みんなで力を合わせると必ずいいものができる』
を大切にし、クラスのみんなと協力して進んでいきます。
・今日の授業を通して「協力」がとても大切だと思いました。
なぜなら、スカイツリーの説明の通り、大きなものを作るには沢山の人が必要だからです。
自分も IT の仕事につきたいので今日のことを覚えておきたいです。

江戸押絵ってなんだろう?

内容 当日の【プログラム】 

・江戸押絵、江戸押絵絵羽子板の成り立ちを VTR にて説明。
・下絵作成についての説明、色彩を豊かに、心をこめて作成していく。
・本日は入れ物の蓋絵の作成をする。
・作業
 ①デザイン作成。
 ②富士山、太陽、月から選択する。
 ③選択された、太陽、月の切り抜きにシールを張り付ける。(ハサミ、ヘラ利用)
 ④シールづくり(注意事項を学習しながら作業を進める)
 ⑤富士山に白い絵の具でペイントする。
 ⑥蓋に富士山、太陽、月を張り付ける(レイアウト自由)完成
 ※各自完成した“蓋つき物入”は持ち帰る。

【児童の感想文から】

・はじめて見たとき何と難しそうだと思いました。やったら難しくなかったです。水門先生が分かりやすく教えてくれたからです。お日様がきれいについたのが嬉しかった。小さい羽子板とタオルのプレゼントありがとうございました。

はじめてやるときは簡単そうだと思ったけれど作ってみたらとても難しかったです。お父さんに見せたら、「すごいね!」と言ってくれました。自分の物を作るのが楽しいです。ありがとうございました。

水門先生が一人一人に「押し絵」の作り方を丁寧に教えてくれたので出来上がりました。先生からのプレゼントもありがとうございました。

最初ビデオを見て作るのが難しそうだと思いました。自分で作った時も難しかったです。でも小箱ができました。400年の伝統のものを教えて下さりありがとうございました。

水門先生の売るための物を作るのではなく、自分の作りたい物を大切に作るという思いがすごいなと思った。少しでも不注意すると失敗して作り直し、最後に成功した自分の作品をみて嬉しかった。授業が終わった後で私は押絵について調べたのですが本当に美しくていつか買いたいな思いました。

私はこの日を楽しみにしていました。なぜなら、「江戸押絵」って今までに聞いた事がない言葉だったし、どんな感じの物なのか知らなかったからです。私はこの授業で江戸押絵についてたくさん知りました。

押絵の作り方を教えてくれたのは、江戸時代から受け継がれる職人の5代目水門先生。日本の伝統文化が 約400年の歴史を持つとは思いませんでした。水門先生の押絵を見たとき、押絵は美しいだけでなく、作るのも簡単だと思いました。でも先生が作り方を教えて下さって初めて、すべてのステップを注意深く、最新の注意を払って行わなければならないことに気づきました。私たちはシンプルな箱だけでしたが、完成するのに2回以上の授業を要しました。水門先生、日本の伝統芸術を教えて下さり感謝しております。この伝統文化についてより深く理解することができました。